2015年1月6日火曜日

National Fixed League

いやー、ひどい審判でした。

今日ラジオでコメンテーターが「この試合は私のFootballへの愛を破壊した」と言っていましたが、全く同じ心境です。たしか「This game destroys my love for football」と言ってたような。


アメリカという国はFair(公正)であることをとても大切にする国です。
そんな中で審判によって壊された試合、いまだにあらゆるメディアで話題になっています。

オバマ大統領もこの件にコメント、大統領がスポーツの試合に関してコメントするのはかなり珍しいです。


  • Pettigrewへのパスインターフェアコール後に何の説明もなく取り消した
  • その際に抗議に来たDezはヘルメットを着用しておらず、これはペナルティになるべき
  • その前にMurrayがTD後にヘルメットをとったが、これも次のプレイに15Y持ち越されるべき
  • Dallasの決勝ドライブの中でいくつものオフェンスホールディングが見逃された
  • にも拘わらず、3rdダウンの時にばかりLions側の反則がとられた
  • 審判部長(VP)の息子がDallas Cowboysのバスパーティに参加していた

と出るわ出るわ。とても一試合とは思えません。
  • Jerry Jonesが審判を買収した
  • 審判部長が息子のFavorite teamであるDallas優位になるように指示した
  • 来年のDallasのドラフト一位はあの主審
  • DallasのPlayoffのユニフォームは今後審判が着ているゼブラ模様になる
とわけのわからないジョークも飛び交っています。


私はといえば、Lionsの敗戦にはそれほどショックを受けていないのですが、NFL自体にショックというか失望を感じています。


NFLのTwitterアカウントが何かDallasに関してつぶやくたびに「審判が見方だもんね」「いくら払ったの?」とのコメントがあふれます。


DallasがAmerica's Teamだからこの判定、リーグ的に審判的にDallasを勝たせたかったんでしょう。

GB戦の審判も相当でしたが、まだホームだから、という理由で何とか理解できる感じでした。
でも。。。今回はそういうのもぜーーんぶ吹っ飛びました。


Pettigrewへのプレイでフラッグが出なかった、というのならまだわからんでもないんです。
出したうえに、反則までコールして、その後何の説明もなしに取り消す。信じられません。


あまりの反響に驚いたのか、審判部もミスジャッジを認め始めました。
Pettigrewへのファウル取り消し、Dallasの4thダウンでのSuhへのホールディングがShould have been flaggedだった、と判断しています。
でも、PettigrewのはPIでなく、Holdingだった、と。往生際の悪い話です。
もうこれでSlayがPIを取られることはなくなるのでしょう。。。


でも、試合の結果は変わらない。
もう勝手にやってくれ、という心境です。


さらにあのコールは正しかったと抜かしやがるコメンテーター。
IrvinとChris Carter、君達にも失望したよ。。。ほんと。
試合中継中に「あのフラッグは拾われるべきでなかったと今も思っている」とはっきり言ったAikman、君はえらい。


タイトルの National Fixed Leagueですが、Fixed=八百長 ということです。
本当にNFLに失望しました。


今週GBにDallasをぼこぼこにしてほしい反面、このままDallasがスーパーボウル勝ったほうがいろいろ面白いんでないかい?とも思っています。



SUhが涙し、FAになる選手がLionsに残りたい、と表明する。。。
いいチームを作ったCaldwellの功績を讃えたいと思います。


しかし、Martin君、頼むよ。。。

2 件のコメント:

  1. まずはHJさん、今季もお忙しい中をブログ更新お疲れ様でした。
    毎回大変楽しく読ませて戴き、また自分の稚拙なコメントにも態々お答えくださり、心より感謝申し上げます。

    あの判定時は自分も唖然としましたし、大変残念な結果に終わってしまいましたので、HJさんのご心中も如何程かと、お察し申し上げます。
    ただ、NFLの試合で誤判定というべきモノも、疑わしい判定等も含めれば、あの試合だけでなくそれこそ日常茶飯事ですし、ウチだけが何時も泣きを見て居る訳ではない筈です。それにcaldwellやsuhも言っているように、ひとつの判定で負けてしまう様では、我々が望むSBを勝って王座に就くことなど所詮叶わないでしょう。

    現地でも色々と判定方法やシステムについても論議を呼んでいる様ですが、多少頻度や悪質さが軽減されたとしても誤判定自体はなくならないでしょう。自分などは(自分がその典型だからかもですが)人間は所詮、欲得や感情に流されて行動する生き物で、その人間が運用する以上、完全とか完璧なんてモノは、この世に存在しないと思っています。
    他方米国社会は、公正さや機会均等などを正義や大義に掲げて、理想主義的なスローガンを声高に叫びますが、それは以前も申し上げた通り、彼等が「大義・正義を高く掲げて目指すべきモノを示すことこそが大切であり、その結果としてダブルスタンダードとなることはやむを得ない」と割り切っているからに他なりません。

    今回の件も実際には、どういう力が働いて、それが恣意的な判定や運用に結び付いたのかは定かでありませんが、ひとつはっきりしてることは、審判やアナリスト達、表向き厳正中立が求められる立場の彼等も、所詮人の子、利益供与等はなかったにせよ、それが自らのキャリアの汚点(下手すりゃ終末点)となることは解っていても、つい罵倒と怒号の対象になるより、称賛や歓呼の声を浴びたいという気持ちが勝ち、場の雰囲気で多くの人々が望む結果に靡いてしまうと云う様なことは、或る意味必然です。そういう意味では、今の喧騒が収まれば、我らがLionsは、また悪役・ヒーローを引き立てる為の「噛ませ猫」としての立場を多くの人から期待され、そう見られ続けるでしょうから、最初から大きなハンデを負って戦うことも覚悟しなくてはなりません。
    しかし今回の結果や、そういった事情も含めて、自分は「ライオンズファンで良かったなぁ」と改めて感じています。0-16のドアマットにして不利な扱いも止むなしのヒール。
    何のこれしき!っとそれでも頂点目指して挑み続けることこそ「男の花道」です。
    「我行精進 忍終不悔」   GOooo  Lions!!!!!!!

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    1. Ligerさんコメントありがとうございます。

      しばらく呆然としておりまして、返信遅くなりましてごめんなさい。
      今日の試合も見るは見るでしょうが、ま、どっちでもいいですわ、って感じです。

      こういうことがあるから旦那はNFLを見なくなった、とアメリカ人のおばちゃんが言ってました。
      今回の件でまた多くのファンを失ったと思います。
      それでも今日の試合なんかを見てファンが増えたりするのでしょう。

      皆がすっきりするルールは難しいでしょうが、不公平だと半数以上が感じるシステムは改善が必要でしょう。
      DEZがやらかしてからCJルールが見直されるかも、っておかしな話ですよね。

      来シーズンもよろしくお願いします。

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