2013年10月29日火曜日

Week 8 vs Dallas Cowboys #3 -Finale-

続きです。
ここからはテンションが上がりすぎた動画が載ってきますが、ご了承ください。

24-17にした後は、普通にキックオフして、Cowboysの攻撃になりました。
なんとしても3回で止めたいこのドライブ、3rdダウンまで持ち込んで・・・

止めたーーー!!まだチャンスはある!!!
3&Outに仕留めて(-2Y)、パントを蹴らせることに成功。

今度こそ最後の攻撃か?!
残り2分24秒、自陣33Yからのドライブです。

フィールドゴールで同点に出来るこのドライブ、

  • 時間を使い切ってタッチダウン
  • 時間を使い切ってFG
のどちらかが必要でした。
タッチダウンは難しいかも知れないので、せめてFGは頼むぞ!!



と思った矢先の1stダウンでいきなりSACK!!
2nd & 18という長い距離が残ってしまいました。
しかも、ここで 2 minutes warning(各ハーフ終了2分前に時計が止まること、オフィシャルタイムアウト)に、時間がない。。。

タイムアウトは残り2回。。。

長い距離の2ndダウンで短いパスをPettigrewに、なぜこの期に及んでそんなプレー・・・
3rd&7からもPettigrewにパスをするも、これを落とす。。。おいおい。。。

嫌な流れでギャンブルとなった4th&12、パスは失敗し、このドライブ終了



時計は1:24、タイムアウトは2回、という状況でCowboysに攻撃権が移りました。

3回ニーダウンして、タイムアウトを2回使っても、トータルで40秒~45秒は使われる絶望的展開に、この時点でファンがぞろぞろと帰宅の途につきます。

対照的にCowboysファンは大騒ぎ。。。


一緒に行った先輩も「もう無理じゃない・・・」と弱気な発言。
「1分あればTD取れます、まだ大丈夫です!」と励ます私、でも心の中は弱気。


・・・ここで絶対に必要なこと=ディフェンスが3回で攻撃を止めること でした。
ありったけの声を振り絞ってCrowd Noise(攻撃側が反則を犯しやすいようにホームのファンが大きな音・声を上げること)を起こします。

残り1分24秒  1st&10:ランプレイを頼りになるLB二人(Levy/Tulloch)が止める

もちろんここでタイムアウト

残り1分19秒  2nd&13:ランプレイを今度はLewisが止める

ここで最後のタイムアウトをコール

残り1分14秒  3rd&14:すすすっと、RBが抜けて私の座っているほうに向かってきました。
               やめてー、と心の絶叫と共にMcintoshが何とかストップ。
               前の2プレーでマイナスさせていたおかげで1stダウンに届かず
               そして・・・奇跡のYellow Flag(反則を示す旗)が!!
審判がSchwartzに聞きに行ったので、オフェンスの反則ということがわかりました。
Declineしろーーーと日本語で叫ぶ私。

ここでAcceptすると、10Yのペナルティが課せられますが、3rdダウンがやり直しになってしまいます。
Declineすれば、相手はFGを蹴るので、残り約1分攻撃の時間が出来る。。。点差は6点差になってもTDさえ取れば逆転。。。何より早く攻撃権が欲しい。。。

Schwartzはしょっちゅう意味不明な行動を取るので祈るような気持ちで待ちます。

審判の口からは Penalty Declined の言葉が!!よっし!まだ!

何よりも大きかったのはYellow Flagのおかげでプレイクロックが止まったこと。
タイムアウトがなくなっていたLionsにとって、時計が1分07秒で止まったことが一番のポイントでした。

CowboysはここでもちろんFGを蹴り、成功。。。このプレイに5秒使って時計は残り1分2秒。


相手がキックオフを普通にエンドゾーンまで蹴り込んでくれたので迷うことなくタッチバック。
時計を使うことなく、残り1分2秒、自陣20Yから、80Y先の相手エンドゾーン目指しての最終ドライブが始まりました。


野球で言えば、3点差で9回裏2アウトランナーなし、といった感じでしょうか?
試合の重みが違いますがね!



ここから歴史に残る(であろう)スーパードライブが始まりました。


残り1分2秒  1st&10  なぜかBushに短いパス、No Gain。。。おいおいおいおい
Bushが外に出たので、時計は止まりましたが。。。

残り56秒   2nd&10  ここでJohnsonがフィールド中央で17Yのパスをキャッチ!1stダウン!

ご覧のように結構ファンは諦めて帰っていて空席が目立ちます。

この時点でJohnson本日300Yオーバー!


スタジアムの歓声が大きくなる中、Staffordは時計を止めるため残り42秒から Spike(スナップ後ボールをすぐに地面に投げてパス失敗にして、時計を止めること。ただし、Downは加算される)。

残り40秒   2nd&10  

もう何がなんだかわからない中、Staffordからのスーパーパスが左サイドのDurhamに通る!
完璧なスロー、完璧なキャッチ、そしてDurhamはサイドラインから外に出て時計を止めることにも成功!

これが40Yの前進で一気にDallas陣内に攻め込みます。

Dallasファンが必死のCrowd Noiseを立てて、ホームとは思えない雰囲気。

観客はこの時点でほぼ総立ち!



残り33秒   敵陣23Y(エンドゾーンまで後23Y)地点からの 1st&10

ここでStaffordがJohnsonにまたまたスーパースローでJohnsonがエンドゾーン付近で倒れます。
私の席の反対側なので、TDしたと思って絶叫!!
ただ、よく見ると審判が手を上げて(TDのポーズ)をしておりません。

Staffordがオフェンスラインを大声で呼んでいます。
時計はどんどん進んでいきます。
どうやら1Y届かなかったみたい。。。

Staffordがオフェンスを集め、当然のことながらノーハドルで次のプレーを。。。

※聞き苦しく・見苦しい動画です、ご容赦を!!

後からビデオを見たらStaffordはSpikeするぞ、とアクションしながら走っていたようですが、現場・しかも反対側にいた我々はまったくわからず。。。
興奮しきって何がなんだか。。。Spikeなんて単語考えもつきませんでした。

ただ、Johnsonはインバーンズで倒れたので、とにかく急げ!とだけ叫んでました。
ビデオ見てもわかりますが、みんな訳わかんなくなっています。
前のおじさんはオフェンスの時間だから静かに、と指示しているようにも見えますね。



次のプレー(残り14秒)でStaffordがSneakしたところまでは見えました。
その後左にロールアウトして再度End Zoneに入ってもTDなのかどうかいまいちわからない感じ。


審判が両手を挙げていることを確認し・・・絶叫!!





ここでOfficial Review(ビデオによる確認)が入りまして、騒然としたまま待つスタジアム。

そして、Ruling on the field is confirmed(判定を確認した=判定のまま=TD) のアナウンスが!!

絶叫と歓声とに包まれるスタジアム。

そして、大事な大事な最後のAdditional Point。


Kick is Gooooooooooooooooooooooooooooood! 31-30!


最後7秒のCowboysの攻撃を無事に止めて、歓喜の時!



勝利の歌をもう一度歌いまして。。。

違うときの映像ですが、せっかくなのでもう一度!!


その後は無数のLionsファンとハイタッチを繰り返しながら、スタジアムの外に。
こちらの有名ファンと記念撮影などしてもらい、帰路につきました。


本当にすごい試合でした。
今VTR見ても涙出ますね。すごかった。

Staffordの最後のドライブはパス精度・判断・タイミング、全て完璧でした。
自己判断でSpikeせずにSneakしたそうですが、オフェンスラインもディフェンスラインもまったくSneakするとは思っていなかったのが映像からよくわかって面白いです。
Staffordのナイス判断、アクションでした。

あの状況でちゃんとキャッチしたDurham、激しいヒットでもボールを落とさなかったJohnson、この二人もすばらしかった!

そして、Cowboysのドライブを3回で止めたディフェンス、よくやった!!



もうStatsなんかどうでもいい、って感じなのですが、いつも通り貼るだけ貼ります。
トータルヤード623Y、Stafford 488Y、Johnson 329Y、と信じられないような数字が並んでおります。






Turnoverがなければ、こんなに苦労しなかったのでしょうが、こういう試合を勝てるようになったのはチーム力がついてきた証拠でしょう。
昨年はこういう試合をほとんど落としておりましたのでね。


これでBYEウィーク前(来週はLions試合なしのお休み)まで、ちょうど半分を終えたところで、5-3(地区内2-1)、となりました。

Cardinals戦、Bengals戦は勝てる可能性があったといえば、あったのですが、フットボールとはそういうもの。
最後にいかに勝つか、です。



2013年10月28日月曜日

Week 8 vs Dallas Cowboys #2

昨日の興奮から一晩、少し落ち着きましたが、まだまだテンション高いです。
会社でも皆が口々にミラクルな結末を話していました。

もちろん最後Dallasボールになったところで見るのをやめた人もいましたけど。
今回も長いですが、よろしくどうぞ。

今回もディフェンスメンバー紹介です。


国歌です。


今回はびっくりするほどのCowboysファンがいました。
私の周りはシーズンチケットゾーンのようで、いつも相手チームのファンが多いのですが、この日は特別多かったです。

しかも、テンションの高い人ばかり。。。

今回も最初のドライブはひとつも1st Downをとれずに終了。
Dallasも5プレイで終わって静かなスタートです。


その後Calvin Johnsonの87Yardsのスーパープレーがありまして、TDのチャンスが!!

では、目の前で行われたこのプレーを全てどうぞ!

1st & 3
2nd & 2
3rd & 2
4th & 2
この状況で4thダウンコンバージョンをやるとは意外でした。
Schwartzも変わりつつありますね、いい傾向です。

試合はこの後もLionsペースだったのですが、大事なところでインターセプトされたりと欲求不満が溜まる展開でした。


そんな中、StaffordがNFL記録となる53試合での15000Yardsを達成。
すごいペースですね。



絶対にやっていけないところでまたまたインターセプトを投げてしまい、Bryantのスーパーキャッチもあって前半は7-10で折り返しです。

この日のハーフタイムは往年のLions選手がそろって登場。

 一人ひとりの紹介の後、おもむろに現れたHall of Fameの3人。
すいません、Barry Sandersしかわかりません。

なつかしの選手達にファンもうれしそうでした。

途中経過でNEの苦戦が伝えられ、ちょっとざわめきましたが、他の試合はほぼ順当かと。


こちらは規格外のMegatron、前半だけで156Y。

Reggieさんは前半44Y、平均4.4YなのでOKです。
ランプレイが出ると攻撃は本当に厚みが増しますね。

3rd QTRも調子よく攻め込みました。
が、Reggieがナイスランを見せて抜けながらディフェンスをかわすために右手でStiff Arm、その時にがら空きになった左手にディフェンダーの手が入ってかき出されてFumble・・・サイドライン際にも関わらず内側に転がる不運で、Fumble Lost。


さらにさらに、Johnsonがナイスキャッチを見せた後タックルをボールに受けてFumble!これをそのままとられて数分の間に2つもターンオーバーされるという悲劇が!!

この日だけで4 Turnoverロス・・・ターンオーバーレシオ -4 って・・・

これらを少しずつ得点に繋げられて・・・3rd QTRが終了。



3rd QTR終了時の圧倒的なStats差!
しかし、7-13と負けております。
逆転にはTDが一本必要な点差です。

戦前の予想に反して、3/4が終わって、両チーム合計20点という試合展開です。


 3rd QTR終了間際からの攻撃をつなげて、FGを成功。

10-13になりました。

そんな中我らがJohnsonはNFLタイ記録の200Y以上のキャッチ5試合を達成。
すぐに新記録樹立しそうな予感です。




ところがところがこの次のドライブでTDを奪われ 10-20に。追う展開が続きます。

今年は去年と違う!、といわんばかりに、直後のドライブで攻め込みます。

Bellが走り。。。

Johnsonがキャッチし、最後はまたまたBellがTDランで17-20に。



が、この後のドライブでHarris(かなりの曲者ですね、彼は)にナイスリターンされて、そこからBryantのまたまたナイスプレーでTD。 17-27。
このTDは私の目の前だったのですが、RomoからのボールがすーっとBryantの手に吸い込まれて・・・という様子が良く見えました。
こういう時、スローモーションに見えるのが不思議ですね。。。


このTDにノリノリの敵応援団。。。悔しい


正直ここでの10点差、2possesion差は厳しい、と思いました。



が、またまたLionsが奮起します。
Johnsonのスーパーキャッチがまたまた炸裂。
前のDallasおっさん達も「Megatronは。。。」とあきらめ気味。

こちらがそのキャッチ(のビデオ)!!


この位置からStafford-Johnsonのホットラインがまたまた機能!

この位置からStaffordがScrambleして・・・

Bushが締めて24-27に!!

いくぞいくぞいくぞーーーー!!

試合前に物議をかもしたビッグマウスBryantがここでJohnsonと比較され、Lionsファンはますますテンションアップ。
 君はいい選手だ、しかしMegatronは超人だ!!


ということで、あまりに長くなったので、クライマックスは次回に。。。



今Ramsの試合の最後・・・惜しかった。

2013年10月27日日曜日

Week 8 vs Dallas Cowboys #1

Best Game EVER !!
最高でした。何も言うことありません。
おかげで喉がかれました。。。

どこから書こうか迷いましたが、順番にいきます。
興奮は最後までとっときましょう。

本日の相手はDallas Cowboys、人気があるチームということで、駐車場付近からダラスファンがいっぱい。。。
シカゴやグリーンベイはそんなに遠くないので、まだわかるのですが、Dallasでしょ、皆さん。



FM局のブースにこの方発見!
本当はサインもらいたかったのですが、となりのおじちゃんとずっとしゃべってました。
LionsがTDした時に歌を歌ってくれるこの方です。
ちょっとうれしい。

 本日のサインコーナーはこのお二人でした。


左側がCory Schlesingerで、右がBilly Simsだそうです。
Simsは結構有名な選手だったそうです。(ごめんなさい、私は知りませんでした)
このサインコーナでは写真にサインをその場でしてくれてもらえます。

写真以外にもサインしてくれますし、写真も撮ってくれるので、進まない。。。
でも、とってもいい人達で試合前からやさしい気持ちになれます。





で、本日は上記の帽子もFirst Down Fingerも問題なく入場可能でした。
で、入っていきなりこんなお店。
今はBBQのお店やってるみたいですね。

 まだ時間があったので、せっかくなのでLionsが練習している方向からスタンドに下ります。

ROMOの登場でブーイングと歓声が入り混じります。

Quinの加入でディフェンスはだいぶよくなったと思います。
今日もがんばってくれ。

Bell君もとてもいいです。

そして、この日大爆発した MegatronことCalvin Johnson!!

大ブレーク中のFauria。

我らがReggieは無事に出場、良かった良かった。

?!あれ?!
Johnsonの横にBurlesonが!!

しかもボール投げてる!!
骨折から驚異的なスピードで回復しているようですね。



せっかくなので、動画もどうぞ。

いつもと同じホットドッグを買って席に向かいます。
 ちなみにこのお店です。
マイシートに到着。
大事な大事な試合に向けて準備万端です。

ロッカールームの様子も映り、いよいよ選手入場です。

長くなったので、この辺で。