2014年12月29日月曜日

WEEK 17 @Green Bay


昨日の解説はTroy Aikmanでした。

彼の解説は感じたことをはっきりと断定口調で話してくれるので好感が持てます。

「~のようだ」とか「~のような感じ」といったあいまいな感じではなくて、「~だ」「今のプレーは素晴らしい(よくない)」といった感じで、意志の強さを感じます。

上はAikmanが中継中に発した言葉。
聞きながらその通りだと思いました。文字にして読んでもその通り。


手負いのRodgersに負けました。今でも勝てる試合だったと思っています。

敗戦後、Playoffに向けて選手・監督は気持ちを入れ替える、といったそばからSUHの出場停止が決定。
最終決定ではないので、Appealにより少しだけくつがえる可能性がありますが、SUHはもしかするとこんな状態でLionsでのキャリアが終わるかもしれません。


【良かった点】

  • Swansonよく頑張った!これでRaiolaさんと無事にお別れ出来そうです。
  • CJのナイスTD二回。うるさいと嫁に言われながらも大絶叫でした。
  • 敵地で0-14から14-14まで追い付けたこと
  • 相手の最初のドライブをレッドゾーンでとめたこと。
  • オンサイドセーフティパントなるものを初めて見れた。
  • 一押しのAbdulががんばった。
【悪かった点】
  • Martinのキックオフミス:私の中ではこれが一番罪が重いです。Martinは昨年のBengals戦も大事な場面でミスパントしましたが、精神的にまだ弱いのでしょう。昨年もキックオフを外に蹴り出すことが何回かありましたが、もうPraterに交代した方がいいと思います。
  • Bellのファンブル:BellはBears戦で1回、そしてこの試合前半に1回ファンブルしましたが、運よくTurnoverは免れていました。これで慎重になるだろう、と思ったのですが、そうではありませんでした。ファンブルはプレーの流れの一つなので、そんなに責めたくはないのですが、何よりタイミングが最悪でした。FGブロックを決めて、これから追い付くぞ!という場面で、ファーストプレイでのファンブルロスト。AikmanはCarelessだと言っていましたが、その通りでしょう。
  • Vaugn:彼しかいないのはわかるのですが、単純なSlantにあっさりひっかかり続けRodgersに狙われました。Mathisの年齢もありますし、オフシーズンにトップクラスのCBを補強して欲しいです。
  • Stafford:きらりと光るプレイを随所に見せるのですが、その他があまりにひどかった。TDのパスといいタイミングといい素晴らしかったのに、それ以外はあまりにOff receiverなパスが多かったです。Awayで勝ち越しているチーム相手にこれで確か16連敗、0-16だそうです。プレッシャーがかかると一気に精度が落ちますので、精神的なものがあるのでしょうか。。。その割には最後の大逆転劇を演出したり、不思議な彼です。Zoneに入るとすごいのでしょうが、Zone外でのプレイが悪すぎるのと、Zoneに入っている時間が短く、さらにZoneに入るのが遅い感じです。
  • パントリターンTD:個人的には1Yで止めた後攻撃陣が全く進めなかったのが要因かと。久しぶりにやられましたが、よりによってこんな時に出るとは。
  • D-Line:Rodgersがクイックに投げていたことはありますが、全くと言っていいほどプレッシャーがかけられませんでした。Lacyを走らせ過ぎて、パス守備に絞れなかったのもあると思いますが。
  • Ebron:ナイスゲインもありましたが、落球多すぎ。
【その他】
  • ブリッツ全然かけませんでしたね。
  • Rodgersが倒れながら決めた2本目のTDパス、彼はすごいね。あの視野の広さがStaffordにあれば。。。
  • まさかRodgersが復帰するとは。。。
  • 試合のモメンタムがこれほどわかりやすく揺れ動く試合は珍しかったですね。
    • せっかく取り戻しかけたモメンタムをMartinのミスとRodgersが引き返して、もう一度戻せるチャンスをBellが失った、と。



かなり気が抜けまして、Dallas戦にテンションが上がりません。
そんな中のSUHの出場停止処分。
MurrayやDezをどうやって止めるんだろ、Austinは。プレーヤーには頼れない状況になってきたので、プレイコールに期待するしかなかな、という心境。

決戦に負けたのに次があるのは不思議な感じですが、これからPlayoffが始まります。
Super Bowl優勝オッズは22倍(GBは6倍)、まだまだだと思いたいのですが。。。はあ。

でも私が赴任してから初めての年明けの試合、もっと喜ばないとなあ。
FairleyのDallas戦復帰はなさそう。この試合を勝ってほぼフルメンバーでSeattle戦に臨みたいものです。

Goooooooooo Lions!!!

2 件のコメント:

  1. 内容的にはほぼHJサンご指摘の通りかと。ただSTも含めタックルミスが出ていては、ウチが勝つチャンスが消えてしまうのは必然とも思います。特にSTのポカやD#のタックルミスは終盤数試合で目立っていたので、懸念していたのですが修正しきれていませんでした。
    戦前にmliveでも取り上げてましたが、GBがレイシーのランでOLvsDLの真っ向勝負挑んでくることも十分予想出来た筈で、レイシーは体型的にもタックルがすっぽ抜けやすく、ファーストコンタクト後にズズ~っと伸びて距離稼ぐRB。しっかりバインドして一発必倒でなければ100yd越えされちゃいますよ、そりゃ。
    タイプは違えどマレーはもっと爆発力のあるタイプですし、終盤とこのGB戦で、DETのD#恐るるに足らずと嵩にかかって攻められない様、修正と対策が重要でしょうね。

    >Dallas戦にテンションが上がりません。
    10年以上前に、自分が深夜に、NHKのNFL中継流してたファミレスでビール飲みながら遅い夕食摂っていたら、外人さん(髭もじゃの白人男性)に話しかけられ、彼はどうやらPITファンらしかったのですが、「どこのファン?」と訊かれたので「DETROIT LIONS」と答えたら、モロ驚天動地“Are you crazy?”な反応でした(笑)。あぁ日本人的には判官贔屓という考え方はあっても、実力主義・実利主義の米国人にとって、勝利こそ全てのNFLなのに、地縁もない筈のこの極東の住人が、選りによってあのドアマット応援するなんて理解不能なのだろうなと感じました。色々身振り手振りも交えてカタコト英語で「底辺から頂点へと一歩ずつ階段上る様を見守れるのはドアマットチームを応援する者だけに与えられた特典」だと説明しましたが、彼は「例えそうでもARIやDETは、何時も最後の一段を、必ず踏み外して転落するから悪いことは言わないから絶対止めておけ」とナントモご親切な忠告(苦笑)。
    事程左様にミシガン州内ではいざ知らず、全米や日本在住的には、ライオンズファンであり続けることはハードルが高く、困難をも伴うモノなのであります。
    それでも諦めず応援するぞ!23年ぶりのプレイオフ勝利に向け 
    GOooo   Lions!!!!!

    返信削除
    返信
    1. Ligerさんコメントありがとうございます。

      おっしゃる通り、タックルダメでしたね。
      足場が悪いから決まらないのか、Lacyが強くて決まらないのかわかりませんでしたが、2Yゲインくらいの場所でタックルにいっているのに、そのまま4-5Y進まれる、というのが大きくフラストレーションが溜まりました。。。

      MurrayといいLacyといいいいQBがいることで活きますよね。
      Staffordがもっと効率的になれば、うちのランももっとでるんだろうになあ。

      確かにDetroitというのはアメリカの中でもいいイメージないですし、寒い・危険という印象ばかりだと思います。
      「地縁もない筈のこの極東の住人が、選りによってあのドアマット応援するなんて理解不能」だったんでしょうねえ。

      ただ、GBにもかなりのファンがつめかけてましたし、きっと全米にファンがいるはずです!!
      底辺から頂点へ!だんだんと近づいてきましたし、まだ今年も頂点へのチャンスが残っています。
      プレイオフ勝って、NFCチャンピオンシップでGBと再戦してリベンジして欲しい!

      Gooooooooooooooo Lions!!!!


      削除